2011年4月アーカイブ

ゲーム企画書の書き方を勉強したいという人がいると思うんですよ。
「ゲーム企画書の書き方」とか「ゲーム企画書入門」とかそういう類のタイトルの本を買って、一所懸命勉強されている人とかいるんじゃないかなあ。
また、専門学校に通ってゲーム企画書の講義を受けている方もいると思いますです。

書式とか、どんな所に着目して良いのかは本を見たり講義を受けたりすれば大体のところは分かると思うんですけど、さていざ自分で企画書を書いてみようとか思ったりすると、これが難しい。
理由はいろいろあるんですけれど、頭の中にあるイメージと、いざ外に出してみようとする実際のイメージの乖離・ギャップが激しかったりするんですよね。

解決方法としては、既に発売されているゲームを企画書におこすという作業をしてみると良いかもしれませんです。
これやると、企画書と実際のゲームのつながりが体感できたり、脳内ゲームを企画書におこしたりする擬似体験ができたりします。

そして参考資料になるのがゲーム雑誌。
ゲーム雑誌の、特に新作ゲーム紹介は、ゲームがどのようなものか?ゲーマーの目ではどんなに魅力的な内容なのか?を少ない文字数と見栄えのする文章構成で書いてあり、画像サンプルも豊富なんです。
つまり、企画書に必要なものがそこに詰まっていたりするんです。
(むしろ逆に雑誌の記事ってのは・・・と、もちょっと突っ込んで書きたいけど、それは色々あるんで・・・無しという方向でw)
なので、手元にあるゲーム雑誌から新作ゲーム紹介記事をチョイスして、よく読んで、さらに企画書に書いてみると色々と勉強になることがいっぱいあると思いますよ。
しかも自分でゲーム考える手間が省けますし、ゲームを購入すれば実際に手にとってイメージできますから便利。
企画書を書く勉強でこなしたい人は、やってみるのも良いかも。

ただし、初期におけるアイデア出しの勉強にはならないかもしれないので悪しからずですね~
と思いました。