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TRPGで会社研修 ~D&Dエンカウンターズ~

前回

ゲーム会社だからTRPGのブログ書くのはまあ当たり前なんですけどね、一応うちはコンピューターゲームの開発がメインなんですよね。

最近関わったゲームが「Golden Joystick Awards」のゲーム・オブ・ザ・イヤーに輝いたんだから、その辺ちゃんと偉そうにアピールすればいいのにね。

でもTRPG楽しいからいいや。

エヴァードが残した影 その2

パーティー構成

マイキャラは今回のシナリオが終了してから作る事になりました。

なので、前回と同じ構成で行きます。

パーティー構成は

  • ドラゴンボーンのパラディン
  • ヒューマンのレンジャー
  • エルフのクレリック(WizBook:l_eye[dir])
  • ティーフリングのウィザード(WizBook:けいいち[prg])
  • ヒューマンのウォーロック(WizBook:kome[pln])

こんなかんじ。

話の流れ

シャドウフェルのマクー空間に引きずり込まれて池田屋騒動になったけど何とか生き延びたパーティー。銀ちゃん、ためらわない事さ。

1日毎パワーとかアクションポイントを使っちゃったりとかして満身創痍なんだけど、エンカウンターズは無慈悲にシナリオが続くです。

マクー空間はどうにかなったみたいだが、街に戻ったら大変な騒ぎに!みたいな展開。

簡単に言えば街にモンスターがあふれてる。

民兵の武器庫がモンスターにまみれてて民兵が戦えないから、武器庫を解放してくれと街の人からお願いされたんで頑張りにいくパーティー。

何するかと言えば武器庫に沸いたモンスター退治

早い話が戦闘です。

201410270.jpg

やっぱりさ、エンカウンターズはきついと思うんだ。

レベル1パーティーに、こんな敵ですよ。

  • スパイダーの大群 : レベル3×2 (スウォームなんで通常ダメージ半分)
  • デスジャンプ・スパイダー : レベル4×1
  • リーチング・シャドウ:レベル1ザコ×3の敵。

スパイダーの類は攻撃命中すると毎ターン毒5ダメージとかうけるw

しかも前回で1日毎使ったりアクションポイント消費してたりしてるんで、全力は出せない状態。

スパイダーの大群はウィザードがやっつけるのがベストなんだけど、写真でもおわかりのように戦場がそんなに広くないので、敵も味方も一撃よ♪な攻撃が多いウィザードにとっては戦いづらい状況。

でもさ、味方撃ちたくなってうずうずしません?

「防御役は我慢できるでしょ」とか「一回、奴の背中に撃ってみたかったんだへへへ」とか。

みんな、ウィザードには普段から優しくしてあげるんだよ。

んでもって距離とってるウィザードに10マスジャンプできるデスジャンプ・スパイダーが襲い掛かるとかもうね。

阿鼻叫喚が見てて楽しいんですよ。

死ぬか死なないかの極限状態で研修は続く

そう、うちはゲーム企画会社なのだ。

殺るか殺られるかの殺伐とした空気が企画屋の感性を研ぎ澄まさせるのだ。

 

takech:1D8の期待値はいくつ?!

ぎゃああああああ(どっかで悲鳴)

kome:えーっと......

takech:貴様それでも企画屋かあっ!(帝国陸軍風)

また毒だああああああ(どっかで悲鳴)

 

戦いながら確率の基礎を学ぶ。

学べなければ(キャラクターの)死、あるのみだ。

極限状態になれば強くなるスーパー野菜人の理論ですよ。

とんだブラックだな。

戦闘終了と反省点

でも生きて戦闘終了しちゃうんだな。(はあ......)

パラディンぶっ倒れただけだよ。(はあ......)

がっかりだよ。

だって社長の出目が(ry

あと最近真面目にカウントしてみた。

社長のファンブル率は2.3回/戦闘

戦術的有利な状況になるとおよそ1割の確率でファンブる。

今回はなかったけど、インビジブルからの不意打ち攻撃で5回攻撃中5回ミス2回ファンブルはあんまりだよ。ダンジョンデザイナーに謝ってよ。

 

まあそんな事で生き延びたパーティーは次回につづくんだが、パーティーのカゲが薄いのは何故なんだぜ。

宿題

セッション終了時に次回までの宿題を出しました。

HP0から死亡セーブを行い、最短で死亡する確率は何%か?

あとこれは読んでるみんなに宿題

ダメージが1D8と1D6+1と4(固定値)の3つの武器がある。

HP13の敵がいた場合、どの武器を選択するのが一番有利か答えよ。

攻撃は1D20で各々11,10,11以上で命中とする

 

あと社長に一言いいたい

ダイス目でキャラ立てるのは安易だよ。

前回

ゲーム企画会社なんでTRPGくらいはできて当然。

TRPGマスターをこなしてこそゲームプランナー初心者を名乗れるというもの。

と豪語している弊社。若干ウソですけど。

まだTRPG遊んでない社員にプレイを強要する研修を開始しました。

通常業務終了後に社長理念のもとサービス残業強要する空気を作るとはまさにブラック企業の鑑。

暗黒企業のサビ残はD&Dだ。RoleMasterでないだけありがたいと思え。

弊社の棚には「パラノイア」「クトゥルーの呼び声」と最近流行のTRPGがありますが今回はD&D。

ゲームバランスを数値的に見るのには良いんですよね。

クトゥルーは

  1. 案件発生から要求定義
  2. 業務企画提案
  3. 調査、報告
  4. 問題特定と解決手法の提案
  5. トラブルシューティング
  6. デスマーチ

と、コンサル業務のひととおりを1セッションで行える、良いツールだと思います。

SAN値直送なあたりもコンサル向け。

でも今回はゲームバランスやレベルデザイン等の研修なのでD&Dが向いてると思いますので、そっち。

特にD20システムは確率計算しやすいので、バランスデザインの感覚をつかむには適当だと思います。

 

尚私の中では下記TRPGはかような効能があると思います。

D&D:確率計算

RoleMaster:データテーブル作成

クトゥルー:問題解決手法

パラノイア:マルチプレイ思考

迷宮キングダム:データ生成エンジン作成

さてプレイ

201410220.jpg

仕事終わってTRPGするなら「水曜夜は冒険者!」でお馴染みのD&Dエンカウンターズが適当。

D&DエンカウンターズはTRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の公式イベントで、毎週特定の時間(日本では毎週水曜日19:00~21:00頃)、各地のゲームショップで同一のシナリオをプレイします。

1シーズンは十数回のセッションからなる連続シナリオとなってますが、プレイヤーは単発で参加可能なので気楽にプレイができるものになってます。

なんだろう、ふらっと雀荘いって卓囲む感じでTRPGできる企画ですね。

弊社社長はエンカウンターズを使ったホビージャパン様のニコ生に出演していたので、そこらへんのリソースやノウハウが豊富。

あとフィギュアも非常に多く持っているので環境としてはベストなのかな。というかんじです。

エヴァードが残した影

今回は「エヴァードが残した影」をプレイ。

TRPG経験者はl_eye[dir]のみ(ただしD&D4thは初めて)で他プレイヤーは全員TRPG初心者。

マスターは社長、私はマスターのお手伝い。

ただ前回Wrath of Ashardalonをプレイして肩慣らししてますんで説明は楽。

201410141.jpg

これ

更にプレロールドキャラクターを用意して、キャラ選択してプレイしてもらう事で時間短縮。

さっさとプレイ開始。あとは死にながら覚えればいい。

こなれた初心者プレイ?

導入部のロールプレイ部分は初心者故のたどたどしさが初々しいです。

自己紹介もままならないあたりがかわいいもんですね。

何かネタ仕込んで笑いとらんと気が済まないプレイヤーにまみれると、ああ自分もこんな時代があったなあ......と遠い目にならざるを得ないです。

ストーリーはパーティーがとある町の宿に入ったら「幽霊が出るんだよ」みたいな噂が耳に入るが、「んなアホな」と聞く耳もたずにいると大変な事になるって話。しかもその幽霊みたいな奴がなんか凄い奴らしい。タイトルネタバレはD&Dの常。

んで適当にウダウダして夜になり、宿の中でキャラクターが寝ていると夜襲。

ガーゴイルとシャドウフェルのストーカーがあらわれた。

さあ戦闘だ!

1ターン目、けいいち[prg]のティーフリングウィザードが即効フルボッコで何もできずHPが0に。

全員プギャー。

宿の部屋ごとにキャラクターが分散していたので、各個撃破のピンチ。

やっぱりさ、エンカウンターズの難易度って高くない?と不安に。

でもまあプランナーがプレイヤーやると飲み込みが早いものでして、3ターン目あたりから徐々に反撃に転じるように。

敵の脆弱性をついた攻撃やら、戦術的優位を理解して立ち回ったりして、初心者にしては上手い。

ロールプレイはたどたどしいけど、タクティカルにぬっ殺すのはこなれとる。多分すぐに数値バランスも理解するんだろうなあ。

社長のダイス目にも助けられて(3ファンブル/戦闘)何とか全員死亡せず戦闘終了。おーよく頑張ったのう。

終電近いのでセッション終了。

つづきは次回ということで、マイキャラを作るかそのままプレロールドでプレイするかは選択する事に。

プレイ感覚やルールを次第に熟知してくとどうなるか、またこれがプランナーとしてどう成長の助けになるか、今後が楽しみですです。

テラフォーマーズが好きな件

アニメのテラフォーマーズ、自粛が酷すぎて何も見えないです。

テラフォーマーズ、結構好きです。

もこっちは42億6969位だそうです。

何が好きって、

黒人マッチョに申し訳程度のコスアイテムをつけて、直立しながら「じょうじ」つぶやく様を「ゴキブリだ!」と指差すレイシストギリギリアウトなシチュエーション。

田中圭一先生の「昆虫物語 ピースケの冒険」を彷彿とさせる深夜着ぐるみバラエティをシリアスにバトる。

そんな濃厚な情報量を「じょうじ」と見開き一枚で見せつける衝撃に惚れたんですよ。私は。

世界最強虫王決定戦をワクワクして見てた人なんでテラフォーマーズは「どの昆虫が一番強いか?」を体格差を無しに、体重を均一化して勝負するという極めてスポーツライクな条件で決定する「SFムシキング」としてとても大好きな漫画です。

ミドル級MMAのような技の駆け引きと90年代四天王プロレスのような無尽蔵のスタミナとフィジカルがミックスされた着ぐるみバトル。

そこにファーブル先生もびっくりの昆虫に関する薀蓄による謎のシミュレーション性、とってつけた人間ドラマが加わる。

結局やってる事は虫かごに二つの虫を入れて死ぬまで戦わせたい小学生の願望をヤンジャンちっくなバトルに仕上げた大きな子供向け漫画。

「インドネシアの悪霊リオックが瞬殺されるとは!」みたいな、虫好きだけが驚く当て馬的強さの表現が好き。

地球の政治ドラマなんてどうでもいい!はやく次のバトル見せろ!みたいな。

てなわけで好きです。

あ、ストーリーとか謎とかどうでもいいです。

刃牙さんに師匠言われそうな奴らがバトるだけでお腹いっぱいです。

D&Dのモンスターデータ作ってみた

で本題。

ゲームプランナーはこんな事して暇つぶししたりするです。

テラフォーマーをD&D4thのモンスターデータにしてみた。

201410170.jpg

テラフォーマー

 レベル10 雑魚
中型・異形・人型    XP200
イニシアチブ
+9 感覚

<知覚>+7;振動感知10


hp:

1;ミスした攻撃は雑魚にダメージを与えない。


AC

26;

頑健

25、

反応

23、

意志

18


移動速度:

7、飛行4(ホバリング)

じょうじ

(標準;無限回)

+15対AC;13ダメージ

じょう

(即応・対応、隣接する敵がシフトした時;無限回)

テラフォーマーはその敵に対して1回の近接基礎攻撃を行う。
この攻撃がヒットした場合、5の追加ダメージを与える

じじょう

(移動;遭遇毎)

テラフォーマーは7マスまでのシフトを行なう。

属性:

無属性 

言語:
-
技能:

<運動>+10、<隠密>+14


【筋】

24(+14) 

【敏】

20(+12) 

【判】

12(+8)

【耐】

28(+16) 

【知】

1(±0) 

【魅】

1(±0)

いっぱい出るから雑魚ですね。

ワラワラ出しましょう。Gですし。

マスターのロールプレイも楽です。

中ボスクラスは他データを作る事になるでしょう。

人型インセクト縛りでテラフォーマーズプレイができるぞ。

社内研修にTRPGマジオススメ 補足

前回

先日のエントリーについて釈明

「社長のダイス目について語らないとはどういう事だ?」

とクレームをいただきましたので、ここで釈明させていただきます。

先日の研修では社長は進行役に徹しておりまして、ダイスを振る事はございませんでした。

よって社長のダイス目について説明する必要が無いと判断し、割愛させていただいた次第です。

ただそれでは一部方々にご不満があるかと存じますのでここの場で失礼ながら説明させていただきます。

うちの社長はダイス目が極めて悪いです。まじで。

どうやらHJニコ生系含む一部界隈では、うちの社長はダイス目が悪い事で有名らしいです。

んまあダイス目もそうなんですが、もともと勝負弱いんですけどね。

具体例

社長がマスターしてるD&Dキャンペーンの話です。

いよいよパーティーが神話級になったので、私のキャラクターも神話の運命を選択する事になりました。

ちょっと考えて「ハーヴィンジャー・ドゥーム」をとる事にしました。

「ハーヴィンジャー・ドゥーム」はどんなものか簡単にいうと、

1.自分の攻撃ロールで1がでたら振りなおせる

2.敵の攻撃ロールで1がでたら敵は朦朧状態になる

というもの。

「ハーヴィンジャー・ドゥーム」を選択したのはパーティー4人中2人(打ち合わせ無し)。

セッション中、敵が3回も朦朧したんでヌルゲー決定。

こういうのをメタゲームっていいます。

あ、当然ですがうちはどんなTRPGでもオープンダイスですんでガチです。

ロールマスターの痛打表振る時もオープンダイス。

TRPGは悪魔のゲーム

そんなTRPGですがキリスト教からは「悪魔のゲーム」呼ばわりされている所もあるようで。

有名なコミックにDARK DUNGEONSってのがありますね。

DARK DUNGEONS

和訳

あらすじ(ネタバレ注意!)

D&Dに夢中な若者がいて

D&Dの陰謀で悪魔教団に入信して

現実とバーチャルの区別がつかなくなって

マイキャラ死んで絶望して自殺する友達見て

悩んだら教会にいって

ルールブック焼いたら救われました

 

というかんじです。

神聖モテモテ王国なみのテンプレストーリーです。

しかしここに登場する若者はなかなかのハードプレイヤーでございまして、

筋金がはいってるですよ

  • DMが用意するのはゲイリー・ガイギャックスばりのデスダンジョンでセーブ判定もなく即死な必殺の罠
  • レイズデッドしないクレリック。
  • 死んだらテーブル追放というプレイヤーBAN
  • 日常もなりきる筋金入りのロールプレイ派
  • \23,000-くらいするガルガンチュアブルードラゴンを所持する女子

というハードコアなプレイスタイル。

作者はどこのコンベンションでひどい目にあったんでしょうか。

罠即死喰らった挙句「クソシーフ、お前は死んだんだから消えろ!」言われるとかどんだけ殺伐としたプレイなんだよ。

日本ならワイト7匹部屋にシーフ置き去りホールドポータルそっ閉じが関の山ですよ。

D&Dが"闇のゲーム"はある意味正解?

そして主人公のプレイヤーは現実世界でマインドコントロール系呪文を欲しがるんですが、きっと普段からコンビニで「ファミチキください」と心に念じてたんでしょう。

BBA様から呪文をいただいて効果の程を聞くと、「すごいわ!D&Dに反対してたお父さんから200ドル分のルールブックとフィギュアを買ってもらったの!」とはしゃいでます。

思うんですけど......

TRPGにはまりサークルを立ち上げ同人誌も書いた挙句にサークル仲間と会社立ち上げ、更に社名をサークル名「ラムダ」からとったようなオッサンがもし娘が出来たならこんなイタい趣味をもって欲しくない、と思うでしょうよ(娘にクソマスター言われる一部の酒飲み同業者除く。ご無沙汰しております)。なのに結局

「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん」

とか手ふりながらコッチ向いて真剣な眼差しで唱えられたら......

それはもう

「ああ......こいつもそうなってしまったか......」

と達観と憐みと諦めから

一緒に黄色い潜水艦に行ってしまうでしょうよ。

むしろ生暖かくも微笑ましい家族像じゃないですか。すばらしいでしょ。

てか父親の気持ちが痛い程わかるわ。

俺の中の中二病と黒歴史を呼び覚ますのは娘の呪文か......フッ......

社内研修にTRPGマジオススメ

201410140.jpg

社内で研修としてTRPGする事にしました。

TRPG経験者、特にマスター経験者は、そうでない人とはプランナースキルが雲泥の差があるというのが社内TRPG経験者の共通認識です。

重度のTRPGプレイヤーである弊社社長も断言してます。

間違いなくスキル上達します。

もちろん扱うゲームによって得られるスキルは微妙に異なりますが、全般的に言えるのはレベルデザインやらステージデザインやら色々なスキルを膨大な物量で駆使せざるを得ないゲームになってますので、否が応にもなくレベルがあがりますですね。

......まあ、そんな難易度のゲームなのであまり流行らなかったんですが......

社内研修にTRPGマジオススメ

特にゲームマスターをするのがオススメです。

ゲームマスターは、プレイヤーの進行役を務める役割で、コンピューターRPGでいえばコンピューターの役割をする人になります。

TRPGでマスターがする事は下のような事です。

プレイ前にする事

  • シナリオ設計
  • NPCのキャラクターデザイン
  • マップ設計
  • 敵データ作成
  • テストプレイ

プレイ時にする事

  • 状況説明
  • 演出
  • 運営処理
  • 緊急処理(アドリブ)
  • プレイヤーの動向チェック
  • レスポンス確認

プレイ後にする事

  • プレイヤーから「クソゲー」と言われる
  • 経験値やゲットしたアイテム等のリザルト処理

プレイ後にはプレイヤーから直接「ソクゲー」って感想をいただいた後ひととおり凹んでから反省し、次のゲームに繋げられるのがたまりません。

こんだけ楽しんで経験積めるなんてすばらしい!

でもお高いんでしょう?

そんな事ございません。一日珈琲一杯分のお値段でずっと遊べます!

あっと、珈琲一杯/日よりはるかに安かったですわ。

うちの社長みたいにこじらせると大変ですけどね。

割り勘なら相当安いんじゃないですか?

そして分業も可。

例えば絵描きさんがプレイヤーにいれば、キャラクターグラフィックもできる!

物書きさんがいれば、プレイ後にストーリーにしてくれる!

プログラマーさんがいれば、ゲーム処理ツールをプログラムしてくれる!

みんなで参加してゲームをもっと楽しいものにできる、ああすばらしきはTRPG!

みんなD&Dを遊ぼう。4thが大変ならクラシックでもいい!

社内研修でD&Dをプレイしました。ただしボードゲーム

201410141.jpg

今回は初心者ばかりなので、キャラクター作成で終了。

となってしまうと何かアレなので

今回はD&Dを簡易にしたボードゲームでプレイし、感覚をつかんだら次は本格プレイという流れにする事にしました。

プレイしたのは、WRATH of ASHARDALON。

既に作られたキャラクター(プレロールドキャラクター)を選んで、フロアパネルを引いてランダム生成されるダンジョンを探検して敵をぬっころして宝物を奪うシステム。

モンスターを倒すと宝物カードを引いて宝物をゲット。宝物には魔法のアイテムがあり、この魔法のアイテムで強くなっていきます。

D&Dの基本ルールを使って、パーティープレイを行うローグライクゲームと言うのが分かりやすいかもしれないですね。

プレイヤーは順番に自分のキャラクターを操作し、敵モンスターを動かします。

敵モンスターは動きが指定されているので、マスター無しても動かせるのが面白いシステムです。

各プレイヤーの手番が終了する毎にイベントやモンスターが発生して、プレイヤーに襲い掛かります。

イベントもモンスターもカードから引くので、誰も何が現れるのかわからない所がドキドキポイント。

ランダム要素が多いようなのですが、キャラクターがゲットするアイテムや使うスキルカードの配分によってバランスが保たれているあたりが良く出来たゲームだと思います。

ただ和製RPGとは違い、クソゲー呼ばわりされてもかまわない難易度がD&Dの魅力。

戸板をあけてキャリオンクローラーに判らん殺しされてパーティー全滅はプレイヤーのあるある体験。

社員の悲鳴が聞こえるのかとワクワクどきどき。

罠喰らうわモンスターの攻撃うけるわでダメージうけまくってダンジョンの入り口から一歩も前に進む事ができない社員。

頭かかえる社員。うふふ。

しかしシステムやルールを理解していくにつれて順当にモンスターを退治するし、役割分担もしてくるようになっていきます。

アイテムも使いこなすようになってからは緊張感が抜けて「ぬっころせー!」的殺戮モードが見えてきました。

ひょっとしたらこの「マゾゲー」→「スラッシュ&ハック」への移行がこのゲームのカタルシスポイントかも。

うん。流石ゲーム会社の社員。

結局アドベンチャークリアして終了。

D&Dはニコ動にみられる「ロールプレイ要素」が少ないので、初心者でも赤面せずにプレイできる所が初心者向けかもしれないです。

ただルールはタクティカルですけどね。

この調子なら次の本格プレイも大丈夫かな?と思いました。まる。

 

尚、私と社長らがプレイした時はパーティー全滅しました。

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