ゲーム会社のスマホアプリ開発日誌 14 ~世界観会議~
世界観設定会議
βの方針を受けて具体的な世界観の設定を考える事になりました。
世界観設定を作るタイミングは色々あって、
- 企画提案時
- 仕様概要作成時
- β制作時
- マスターアップ前
こんなあたりのどれかになりますです。
なんでタイミングが一様でないかというと、ゲームコンテンツの性質によるから。
企画提案時
世界観そのものがコンテンツのウリとなっている場合
ゲーム性が世界観から出来上がっているものなど
仕様概要作成時
ゲームのコア部分のガジェット・仕組み等に特定のモチーフを設定しなければならず、更にそのモチーフが今までのコンテンツにはあまりない特異なものである場合。
例えば横スクロールアクションゲームで、主人公が敵と何かで捕えて利用するゲーム性を入れたとします。
その「何か」は主人公が所有している「敵を捕らえ」て「利用」するガジェットであり、それはモーションに極めて関連性が高い。
これが「鞭」である場合と「トラクタービーム」では世界観が異なりますし、動きも異なります。
ゲームの基本的な仕様を決定する時に必要な世界観なので、このタイミングで作ります。
β作成時
ある程度の世界観が出来あがっていて、出現する敵やステージ設計などが必要になる段階で作成するもの。
ゲームシステム上特に影響を受けないものについてはβ版からの制作でも遅くありません。
むしろα制作時に世界観に縛られてゲーム性の自由度が減ってしまい、検証が思うようにできなくなってしまうデメリットの恐れがある場合は、β段階で世界観を作る方が良いでしょう。
もちろん適当な世界観の概要はαの段階でコンセンサスを得ておかないとカオスすぎる内容にはなってしまいますが......。もちろんカオスから面白いものが生まれる事もありますんで、一概にどうのこうの言えないのも難しい所。
マスターアップ前
ゲーム性とかシステム重視で十分なもの。もしくは非常にチャンポンでOKなもの。
ちょっと前に流行ったソーシャルカードバトル系はこのタイミングのものが多い気がする。
いやむしろマスターアップしても世界観設定が無いものもあるかも(笑)
もしくはテトリスみたいなもの。
テトリスの映画やるらしいですね。超楽しみ。
んで会議

l_eye[dir] :
モンスターは以下のようなタイプを出したいです
ponaso[grp] :
ロボット出すんですか?ロボット描けないですよ
l_eye[dir] :
ロビタみたいな奴なら大丈夫でしょ?
takech_[prd] :
ロビタいいわー泣けるわー死にたいわー※1
ponaso[grp] :
なんでロボットなんですか?
l_eye[dir] :
実は古代人が地中に住んでて出られなくなって、その穴がダンジョンってどう?
takech_[prd] :
(ユートムだわーウルトラ警備隊なんで爆破したしー)※2
ponaso[grp] :
うーん......でもダンジョンって石でできてますよね?
takech_[prd] :
(あーマウンテンサイクルだわーつーきのたまよー)※3

みたいな感じで会議が続きました。
※1:火の鳥に出てきたロボット。泣けるで。(キンタロス)
※2:ウルトラセブン第17話「地底GO!GO!GO!」に登場
※3:∀ガンダムのMSが埋まってるとこ
※「ちゃんと解説いれないと困る人出ますよ」と言われたので入れました。
別にソースにリンク貼ればそれでいいような気もする。
あ、田中康夫著「なんとなく、クリスタル」web版があればページ数半分以下になりそう。
世界観会議は方向性を決められても、やはり具体的なものは持ち帰って各自作らなければならないですんで、その後のワーク次第です。
今回一番大切な所としては、UIの質感やガジェットのモチーフといった所で、ここは素材リストを作る事で完成。テクスチャーやモーション、形状の基本ルールを作ればOKといった状態。