ゲーム会社のスマホアプリ開発日誌 16 ~広告会社さんとミーティング~
プロモーションの検討時期
WizBookは広告だすつもりです。
一応今回プロジェクトの目的として一通りを経験したいので、広告についてもしとかなあかん。と。
で今回ご相談させていただいたのが、株式会社イーライン様。
営業が可愛かったので色々と情報をご提供いただけて勉強させておりましたのでご相談させていただきました。
相談タイミング
まだβ開発段階からご相談させていただく理由は以下の通り
- SDK実装の試験に時間をかけたい
- プロモーション要素をβ版開発段階から導入していきたい
- だいたいマスター直前に色々やると絶対トラブるし
という感じです。
今までの開発経験から、「営業からこれ実装して」って要求をマスター直前にいれると
「今いそがしーんだよ。余計な仕事つっこむな」
「ゲームに関係ねーだろ。てめーらの都合でかき回すんじゃねえよ」
「あ?どうせゲームに関係ねーから適当にやっつけとくわ」
「動かない?あー困りましたねー(棒)」
みたいな事がもっと綺麗な言葉でおきますよね。あるあるでしょ?でしょ?
だいたいゲームプログラマーなんてゲームに興味があるからやってる仕事なんです。
マーケティングに興味ある訳ないじゃないですか。(このブログはイーライン様も巡回済)
だから作業の優先順位も低くなるし、忙しくなれば仕事の精度も低くなりがちなので、できる限り余裕のあるスケジュールにしないといけない、てのが私の考えです。
「甘い!砂糖の100万倍甘い!」とか言われそうなんですが、そこいらへん配慮しとかんと何処でプロジェクトがヘソ曲げるかわからんですよ。
プランナーさんやグラフィッカーさんなんかのモチベーションも似たようなもので、「営業からの要望」って結構敵属性つきやすいんですよね。私もそうでした。開発室に背広が来たら、空襲警報ですよ。
営業から「あのさあ......」って言われたら警戒するじゃないですか。
街で見知らぬ男からうまいを持ち掛けられるような警戒感がありますよ。
聞いてみたら、開発が考えた世界観を全く無視した要求が飛んできて、折角作ったゲームが台無しになってまうわ!って事になりかねない。って怖くなりますよ。どっかの事務所がゴリ押ししたコミックのドラマ化みたいになるかもってガクブルですよ。
プレイヤーから見たって、とってつけたようなマーケティング要素って醒めるじゃないですか。
Gears of Warみたいなハゲマッチョだらけの世界観にアニメ調ビキニアーマー(死語)のお姉ちゃんのTips画面が出たら「あー......」って思うじゃないですか。野獣の眼光した先輩がTipsなら「あ^~」ってなるじゃないですか。
よくわからないんで飛ばしてOK。
えーっと......
つまり、世界観設定やらゲーム仕様についても開発中からマーケティング要素を考えておけば、いいんでないの?って話ですよ。
「売れる要素入れろ」って話とはちょっと違いますけどね。
「このコンテンツに適切なアピールは何か」って事を考えて、更にアピール性を高める作り方とか、DLインセンティブについて事前に考えられるようになっとけばいいよねって事でしょか。
どっちにせよ、営業やプロデューサーは今作ってるゲームの世界観や良さってものをちゃんと理解せんといかんと、結局売る時にしくじると思うのです。って事で。
とにかく、
「早いうちにプロモーションを検討すべき」
だそうです。
とりあえず
takech:ブログにのっけていいですか?
eeline:どぞどぞ
だそうですので、書きました。
あとで怒られるんだと思います。
つづく