ゲーム会社のスマホアプリ開発日誌 17 ~広告会社さんとミーティング 2~

開発の日常

takech_[prd]:けいいちさんのスケジュールは、まあチャレンジしてる部分もある訳だしオンスケジュールじゃないの?

けいいち[prg]:そうですね!

l_eye[dir]:何いってるんですか!奴には他にもあれこれ追加仕様やらせるつもりなんですから進捗ダメダメですよ!

takech[prd]:プロデューサーが擁護してディレクターが責める現場はここか......ところで、これこれ仕様の件なんだけど。

けいいち[prg]:地球は滅びるんです!

takech[prd]:あーそうだね

けいいち[prg]:地球は温暖化で水没するわ太陽が活性化して砂漠化するわ少子高齢化だし人口は爆発するし空から隕石は落ちてくるし黒点は大きくなったり小さくなったりするんです!

takech[prd]:そうだね

けいいち[prg]:もう何やっても意味がないんですよ!

takech[prd]:そだね

けいいち[prg]:だからこの仕様削りましょう!

takech[prd]:わかったよいいよもう

広告会社さんとミーティング

前回から続いて広告会社のイーライン様とミーティングのお話です。

ゲーム開発とはちょっと話が違うかもしれないですが、プロの開発ではマーケティングが不可避なんでマーケティング前提の開発のお仕事が入りますですね。

想定ユーザー数の相談

計測できる最低限度のプレイヤー数や予算の相談。

「最低でも万単位のプレイヤーは欲しいですよね」

と言われました。

それはそうでしょう。完全に同意です。

でもね、できんのか?とかちょっと自信なさげなのでございますですよ。

課金タイミング

仕事なんだから課金の事考えるの当たり前じゃないですか。

アーケード畑だったんで「インカム」言ってしまう私ですが、何か「課金」と違うマイルドかつスタイリッシュな表現ないでしょうか?マネタイズってのはちょっと違うような気もするし。

てか、エンドユーザーが気軽に言える言葉ないですかねー。

「課金兵」って何か、むせるし。

でないと、表だって課金の話しづらいですよ。

 

んでもって最近の課金傾向の話。

最近のユーザー傾向としては、ゲームそのものが「ちゃんと楽しいものか」をしっかり吟味し、もっと遊びたいと思ってから課金する傾向が強いとの事だそうです。

つまり昔のソーシャルカードバトルから比べると課金までの期間は結構長いと考えるべき。

いきなりガチャするのではなく、ある程度遊んでから課金、と考える。

WizBookはグラフィッカー1人なんでカードガチャしたら死にます。ですんでガチャ訴求による課金モデルは考えづらい。

つまり、「もっと遊びたい」系の訴求になるので、ゲームバランスどりを重視するプランナー会社ならではの課金モデルは最近の市場動向にマッチしてる!と考えたい!

チュートリアル

WizBookはちょっと他とは違うゲームだから、チュートリアルがあった方が良い、むしろ必須だそうです。

私は「ガンシューじゃん」と思っちゃうんですが、巷はそうではないようで。

ここいらへんのギャップは認識しとかないと。気をつけなきゃ、と思った(小並感)

 

その他にもグラフィックの傾向やらアイコン、スクリーンショット系の情報交換をしてミーティングは終了。

今後月一回の定期ミーティングを行って、情報共有やらプロモーション計画について進めたりする事になりました。

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