ゲーム会社のスマホアプリ開発日誌 21 ~イメージグラフィックを作ってみるその2~
開発の日常
takech_[prd]:komeさん
kome[pln]:なんでしょうか
takech_[prd]:何か面白い事言ってください
kome[pln]:ないです
takech_[prd]:チッ......
kome[pln]:舌打ちしないでください!
うちは企画会社なんで、企画について色々と書きたいんですけどね。
プランナーさんが非協力的なんですよ(チラッ
できれば「私はこんな事考えながら仕様書書いてます!」みたいな事が欲しいんですが。
l_eye[dir]:まあ私が考えたゲームのイメージをほぼ忠実に書類に起こしてくれてますからね。
という事なんで、ディレクターにとってありがたい存在ではあるようです。
各仕様についてのポイントとかも書きたいんですが、何か聞きづらい。
てかこのブログを書く為に色々聞きたいんですが、仕事の邪魔しちゃいけない気もするし。そもそもコミュ障だし私。
ブログいいかも
ただ、このブログやっててよかったなと思う事は、プロデューサーなのに今作ってるゲームについて色々理解が深まる事ですね。
どうしてもプロデューサー目線だと「売り」について考えは行くんですが、コンテンツそのものの良さとかは二の次になりかねないし、あまつさえそのコンテンツの良さを売りにする事が出来ないようになっちゃうとかありかねないんですよね。
だからどうしてもキャスティングを売りにしたくなっちゃったりしますですよ。
できればコンテンツの中身をちゃんとプロデュースできた方が良いに決まってますから。
なんで、今WizBookの中身についてかなり目を通す毎日です。どこをアピールできるかを毎日探してます。だってブログのネタにできますから。
ブログのネタ欲しさにコンテンツの中身を漁るという効果がありますです。
おすすめですよ。はい。
キーグラフィックつづき
先日からグラフィック的な世界観について盲獣[grp]と協議をしてました。
ポイントとなる部分を色々とあげていき、それらを要約して箇条書きにする作業。
そして箇条書きしたポイントから現在ある世界観設定に当てはめていくつかの絵を作成するという作業になりますです。
グラフィックポイント
- 黒を効かせる
カゲ(シャドウ)を黒にする
→ゲームしづらいようなら黒に色を配置する
- 太陽光無し
舞台照明のようなスポットライト・謎のポイントライト
- ケルト柄
- 暗黒魔法企業
叱咤激励アイテム・ネクタイ・社員証・タイムカード・標語・謎のポジティブシンキング
という感じで再確認した後で、設定資料を見ながらグラフィックを作成。
ざっくりを描いて前に作ったイメージをパースもトーンも無視してコラージュする。
takech_[grp]:こんなんでましたけどー
l_eye[dir]:いいんじゃないでしょか
kome[pln]:これでいいですね
盲獣[grp]:なるほど。こんなんなのかー......
takech_[grp]:あれ?いいの?これで。これ私の好みばっかだけど。
なんかいいみたいなんでこのまま進めます。
オーウェルが書いたハリー・ポッターって感じの世界観をちょっと頭に描いたんだけど、それでいいみたい。
この後イメージグラフィックから仕様のアイデアや世界観の調整、認識のすりあわせとかします。
個人的にはあれこれ入れたい仕様は思いついたんですけど、スケジュールが押してるんで無理かもと少し考えてたりしますです。