ゲーム会社のスマホアプリ開発日誌 28 ~β後の段取り~

β検証終了

前々回でスクリーンショットは後日言いながら、アップしてませんでしたので今回アップします。

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メニュー画面まわりはUIと背景があわさって、何かそれっぽくなってきたかも。

201412181.jpg

バトルもエフェクトついて多関節キャラが動くので、動きは結構あるしゲームとしても楽しさが見えてきた、そんな感じ。

爽快感のポイントについては、しっかり見定めてバランスデザインに生かしてほしいなーなんて思いました。

β1,β2を見て欲が出てきましたが、スケジュールやら予算やら色々考えて、ぐっとこらえました。

やっぱりこれが大変ですね。

前も書きましたが「もっと良くなる」「こうしたい」みたいな気持ちがどんどん出るし、新しいアイデアとかがボコボコ出るんです。

それを捨てるなんてもったいない!

となるんですけど、それ入れると永久にプロジェクトが終了しない、なんて案件を見たり見なかったり。なんで、こらえる。これがプロデューサーやディレクターの仕事。

あ、もちろん必要最低限の要望は追加されます。

β段階で見えてくるものも当然ありますんで。

てなわけで

  • 追加要望
  • バグ報告
  • 修正依頼

ここらへんをまとめた後でスケジュールの確認に入ります。

残務見積りとスケジュール

WizBookプロジェクトは予算・スケジュール前提のプロジェクトです。

もともと予算・スケジュールを提示してその中でできる企画を、という事でできた企画なので「もっと予算ください」はありえない。てか出せるような会社では今、ない(涙)。

なのでスケジュールに収められるような仕様に削る、まとめる、という仕事があります。

実装仕様についてもリストが出来あがってますし、今までの開発ペースから工数もかなり具体的(時間単位)に見積もりができます。

なので仕様リストから各々開発工数を見積もります。

ここで本来のスケジュールから足が出た部分については、諸々事情を考えて削るかスケジュールを伸ばして実装するかを判断します。

もちろん伸ばすスケジュールは本来バッファ(余裕分)として確保してある日数からもってくるようにします。

バッファが無い時は社長とバトル。

今回はバトらなくて良さげ。

プログラムの方は実装に問題は無いみたいなんですが、グラフィックが心配......かな。

やっぱり弊社はグラフィッカー層が貧弱なんでちょっとしたゲームでもすぐにタスクオーバーになってしまうです。

盲獣[grp]:残務見積もったんですがモンスターの数がかなり限られちゃいます

l_eye[dir]:色変え以外で何かいい案ないですか?

takech_[prd]:ボスに変化が無いとプレイヤーが飽きちゃうと思うんだよね

盲獣[grp]:うーん考えます......

まあ制約だらけだった昔のアーケード畑で培った何だかよくわからないけどかなりいい感じで何とかする素晴らしいスーパーテクノロジーで上手くいくだろう。うん。彼ならできる。

てか、制約があればアイデアで何とかする。結果工数を大幅に削減できるなんてのはよくある事ですね。

無尽蔵なリソースで好き放題できるってのはむしろ作れないに等しい、なんて事もあります。

まあどっちもほどほどが良いんですけどね。

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