企画書を書いたらプレゼンテーションしてみる

会社の人がクライアントに提出する企画書を書いたので、プレゼンテーションしてもらいました。

事前にプレゼンテーションをする理由

  • 企画内容の理解をする
  • 企画内容に問題が無いかチェックする
  • 事前準備として練習する
  • 頭の中を整理する

とかとか

プレゼンしてみるポイント

企画書の内容を説明するにあたり注意事項を簡単にリストアップすると、以下のようになったりします。

  • 企画のキモを一言で説明
  • キモに至るまでのストーリーを語る
  • ストーリーの内容を論理的に説明する
  • プレイヤーのプレイストーリーを語る
  • 絶対に良い企画であると確信する
  • 伝えたくなる気持ちになること

そんなところ

企画のキモを一言で説明

プレゼン受ける人は事前情報が全くないので、いきなり詳しい話をしても頭に入らないです。

色々細かい話を聞いているうちに、理解が追い付かず、聞いた端から忘れてしまいがちです。

結局は説明を理解する事に疲れてしまい、飽きられしまいます。

聞き手の頭の中をフォーマットしてあげると、理聞き手の理解が楽になると思います。

企画の重要な部分、知ってほしい部分を一言で伝えてあげると、聞き手の頭の中に「これからこういう内容の情報が来るんだな」と身構えてくれるので、是非わかりやすい言葉で一言で伝えてあげるよう心がけてたりします。

逆にポイントを一言で伝えられないうちは、企画のポイントがぼやけているなあと、企画を見直してます。

キモに至るまでのストーリーを語る

人間は物語で頭に入れる生き物だったりします。

企画者が企画を生み出すまでの物語を伝える事により、

「なぜこの企画はこうでなければならないのか?」「重要な部分が、どのような意味でこうなったか?」を筋道立てて理解してくれるでしょう。

私は箇条書きが好きなので、プレゼンテーションする時も資料等にポイントを箇条書きしますが、説明する時は脳内にストーリーを作って語り部になったつもりで話たりします。

その方が気分もノッてきたりするので、いいのかな、と。

このストーリーがすんなりとしゃべれない場合、企画の内容やポイントについての整理が出来てない場合がありますので、内容を見直したり、頭の中を整理したりしてます。

企画書を見てもすんなりこない場合は、紙に考えの流れをフローチャートにしてみたりして、何でそんな事考えたんだろう?って自問自答したりもしたりして。

そんなこんなで支離滅裂な場合には、きっとこの企画は支離滅裂なんでしょう。と、作り直します。

ストーリーの内容を論理的に説明する

物語はともすれば情報が散らばってしまったまま、とっちらかっているので、

重要な情報をキーワードとして拾い上げ、論理の形に並べて、

先ほど述べた物語をキーワードの並びによる論理の形として

聞き手の頭に整理しておさめてもらうようにしてます。

簡単な表現としては、

「○○○+△△△→□□□□」

のような表現が楽だったりします。

聞き手が知っているキーワードの足し算とかが、聞き手にとって一番想像しやすい表現になったりしますです。

これができると、ユーザーがすんなりと遊べる企画になったりします。

逆にここが複雑だと、遊ぶまでに敷居の高い企画になりがちなので、そういう場合はいわゆる「独創的なゲーム」と思って通りづらい企画なんだと覚悟を決めます。

正直な話、簡単な図式で説明できるのは美しい反面、陳腐な可能性が高いんですよね。

特に他の人が思いついている可能性もきわめて高い。

ですので、あまりにもシンプルな図式に収まった場合は、ネットで検索して似たようなゲームが無いか調べますし、少なくとも「今誰かが思いついている」と思って間違いないでしょうね。

絶対に良い企画であると確信する

この企画が本当に面白いものか?良い企画なのか?

疑問をもっていたり、自信がないと相手に伝わってしまうものです。

だいたいは、しゃべっているうちにトーンが下がったり声量が小さくなったり。

結論を最後にもっていく論調だと、結論をブツブツ独り言で、まったく聞かせる気が無いプレゼンテーションになったりします。

ちょっと自己催眠しても良いから、自分で考えた企画は絶対に良い企画であると、自信を持って説明すると良いですね。

自信のない企画を薦められるなんて、聞き手にとっては

「そんなもの提案されるくらい、こちらは大した扱いをうけていないんだなあ...」

なんて思われてしまって、双方一挙にテンションが下がってしまいますし、そんな企画は通らないでしょうね。

伝えたくなる気持ちになること

企画内容について具体的な楽しさ、良さが頭に浮かび、それがとても良いものであるならば、聞き手に是非聞いてほしいと思うようになります。

つまり誰かに喋りたくなるような企画は、きっと良い企画ですし、その逆は、きっとつまらない企画です。

例えば

・道を歩いていたらペンギンが100羽横切った。すっげー!誰かに言わなきゃ!!

・「さっきこの道歩いてたら、すっごい数のペンギンが歩いてんの!」

・「何それ?何で??」

とこんな感じになるのでは?と思います。

これが100羽のペンギンではなく、1人のおっさんが歩いたとします

・道を歩いていたらおっさんが横切った

・「さっきこの道歩いてたら、おっさんが歩いてんの」

・「で?」

・「そんだけ」

話膨らみません。もし膨らませたかったら、おっさんを掘り下げるか盛るしかありません。

まあ、企画屋マインドなら間違いなく盛りますが、ここではその話は無しという方向で。

えーっと、何が言いたいかと言うと、人に話したくなるくらい企画をを楽しいものにするという事で、話する程でもないな、とか、話が進まないな、と思うようなら、その企画はまだまだと思うと、良いバロメーターになるのではないかなと思うのです。

事前にプレゼンテーションをする効果

先述のような事をプレゼンテーションからわかりますので、そうすると企画の内容もまだ突っ込む所が見つかったりしますです。そのうちプレゼンを想定しながら企画書を書けるようになると色々楽になったりもしました。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリ:

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.lambda-planning.com/x68000/mt/mt-tb.cgi/26